広く明るいLDKへ!リフォームで狭いリビングの悩み解決!
キッチンとリビングをつなげてLDKにリフォームする人が増えています。
リビングに対する不満は、狭い、暗い、散らかるといったことが多いです。
そんな不満は、LDKへとリフォームすることで解消できるでしょう。
広いLDKにリフォームすることによって、部屋が広く明るくなり、家族とコミュニケーションが取りやすくなります。
この記事ではLDKリフォームの費用相場、LDKリフォームの種類、LDKを間取り変更する場合の注意点などについて紹介します。
目次
LDKリフォームの費用相場
LDKをリフォームする場合の費用相場はどれぐらいなのでしょうか?ここから、具体的に費用相場を見ていきましょう。
キッチン・台所
LDKリフォームの相場は100万円前後です。
ほとんどの場合、壁付けキッチンから対面式キッチンへの変更ですが、キッチンの交換をするだけでも最低でも50万円はかかります。
さらに、グレードが高いキッチンへの変更や、配管工事も必要になった場合、200万円以上かかるでしょう。
リビング・ダイニングルーム
リビング・ダイニングのリフォームは、キッチンと部屋の内装全てを交換するため、100万円以上かかります。
間取り変更や、こだわりのあるデザインに変更する場合は150万円程度かかると見ておいたほうが良いでしょう。
リフォームで床材を張替える場合、床材は、遮音等級L45またはL40にする必要があります。
遮音等級を知りたい方は「マンションの防音工事はどうしたらいい?防音対策・費用・注意点解説!」をご覧ください。
リビングに隣接する和室がある場合
リビングに隣接する和室を撤去する、リビングとつなげるなどの場合は、100万円程度かかります。
また、リビングの中に新しく和室を作る場合かかる費用は50万円程度です。
LDKリフォームにはどんなものがある?
LDKのリフォームには壁紙の張替え、間仕切りを撤去しLDKに変更するなど、さまざまです。
ここから、LDKリフォームの内容について個別に見ていきます。
LDKリフォームを検討中の人は参考にしてください。
壁紙を張替える
壁紙の張替えで部屋の雰囲気がガラリと変わります。
汚れた壁材を上から覆うため、隠すこともできるでしょう。
壁紙を張替える場合は、設置している家具や床の色と合っているか、部屋の雰囲気に合っているのかといった確認をすることが必要です。
壁紙を決める前に、メーカーのサンプルなどで確認しておくようにしましょう。
壁紙は、デザイン・機能なども考えて選ぶ必要があります。
間仕切りを撤去しLDKに変更する
壁を撤去し2つの部屋をつなげる方法があります。
間仕切りを撤去すると広いリビングに生まれ変わるため、部屋を広く使えるでしょう。
特に、家族構成の変化によりLDKへのリフォームする人が多いです。
リフォームの代表的な例は、壁付けキッチンから対面式キッチンに変更、さらにリビングとの間仕切りを撤去するという方法でLDKにするものです。
キッチンを変更することで、部屋を見渡せるようになり、家族とのコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。
間取り変更は費用が高くなりますが、既存の壁の位置を変えずに建具の位置・サイズ変更で費用を抑えられ、工期を短くすることも可能です。
床暖房を設置する
床暖房は、床下で部屋を暖める仕組みです。
床暖房には熱源の温め方法により「電気式」と「温水式」があります。
床暖房は足元を温めるため、まんべんなく部屋が暖まるほか、部屋も広く使えます。
デメリットは、エアコンなどと比較し、電気代が割高になることです。
床暖房を設置する場合、直貼りか、床の全面張替えとなります。
床暖房を考えている方は「床暖房の設置リフォームにかかる費用と期間は?注意点も解説!」をご覧ください。
窓を大きくする
一戸建てはマンションより自由なリフォームが可能です。
窓を大きく変更することで、採光量が増え、室内が明るくなります。
そのため、部屋が明るくなり日中電気を付ける必要がなくなって電気代を節約できるでしょう。
天井高を変える
天井高を上げる、吹き抜けを作るなどで、部屋が開放的になります。
マンションであっても、二重天井の場合は天井高を上げることが可能です。
ホテルのロビーのような高い天井で開放的な空間にすると、部屋も広く見えるようになります。
キッチンの入れ替え
古い家は壁付けキッチンが多いものです。
対面式キッチンへの変更で、部屋が明るく開放的になるでしょう。
アイランドキッチンやペニンシュラキッチンへの入れ替えで、テレビの料理番組に出てくるようなおしゃれなキッチンへと変更できます。
ただし、配管工事が必要な場合、費用は高額です。
その場合は、リフォーム業者と相談し、レイアウトと予算のどちらを優先すべきか確認しておきましょう。
リビングを和室とつなげる
和室の壁を撤去し、リビングと和室をつなげて広いリビングにします。
和室とつなげるリフォームでは間仕切りの撤去と壁紙の撤去をします。
さらに、畳をフローリングに変更、障子も撤去する方法です。
また、和室の天井も洋室に合うものに変更します。
収納を増設する
部屋をきれいに保つため、収納の増設は欠かせません。
特に、家族構成の変化で収納が足りなくなると、モノがあふれ雑然とした印象になるでしょう。
既製品を使うこともできますが、増設の収納でリビングに合ったおしゃれな収納棚を設置できます。
造作の収納棚は部屋のスペースを広くできるため、おすすめです。
LDKを間取り変更する場合の3つの注意点
LDKを間取り変更する場合、注意すべき点があります。
場合によってはリフォームプランの再検討の必要があるでしょう。
ここから3つの注意点を見ていきます。
撤去できる壁かどうか確認する
LDKにリフォームするためには、間仕切り壁を撤去できるかということが重要です。
実際に壊せる壁と壊せない壁があります。
壊せない壁は柱や梁で建物を支えるのではなく、壁の面で支える構造です。
そのため、壁の撤去ができないだけではなく、窓やドアの開口部も制限されています。
マンションは事前に管理組合に確認する
マンションでリフォームする場合、事前に管理組合に確認が必要です。
マンションによっては、独自ルールを設定しており、指定業者以外の出入り禁止など、様々な禁止条項がある場合もあります。
あらかじめ管理組合に確認することで近隣からの苦情も防げるでしょう。
キッチンの移動は費用が高額になる
キッチンの移動は、給排水管の変更や電気配線工事も必要なため、費用が高額になります。
リフォームの時、キッチンの移動を希望する人は多いですが、大掛かりな工事であるために費用がかさみ、工期も延長になってしまうことがあります。
LDKへの変更の場合、費用を抑えるためには、キッチンの位置を変えないことをおすすめします。
LDKリフォームのメリット・デメリット
リビングとキッチンを一緒にするLDKへのリフォームを検討中の人は多いのではないでしょうか?LDKへのリフォームのメリット・デメリットを紹介します。
LDKリフォームのメリット
部屋が広くなるなど、LDKリフォームにはさまざまなメリットがあります。
ここから詳細にそれぞれ見ていきましょう。
明るく開放的になる
2つの部屋をつなげることで、部屋が明るく開放的になります。
リフォームする前は暗く狭かったリビングが、明るく開放的になることによって部屋をさらに広く感じられます。
家族とのコミュニケーションを取りやすい
LDKはキッチンとリビングがつながっているため、料理をしながらでも家族とのコミュニケーションを取ることが可能です。
小さな子供のいる家庭では、子供の様子を見ながら家事ができるでしょう。
また、リビングに勉強スペースを設置し、家事をしながら子供の勉強を見てあげるといったことも可能です。
来客を呼びやすい
LDKにすることで広々とした空間になり、来客を迎えやすくなります。
ホームパーティの開催や子供の誕生パーティなどもできるでしょう。
LDKリフォームのデメリット
さまざまなメリットがあるLDKですが、人によってはデメリットがある場合もあります。
プライベートが丸見えになる
広く開放的なLDKですが、キッチンとリビングが一緒になっているため、プライベートが丸見えになってしまいます。
掃除が得意でない人にとっては、常にきれいにしなくてはならず、ストレスを感じることもあるでしょう。
また、テレワークでWeb会議をした場合、仕切りがないため、子供の姿が画面に映ってしまう可能性もあります。
まとめ
キッチンとリビングの間仕切りを撤去することで、広く開放的なLDKにできます。
LDKリフォームの費用相場は100万以上です。
LDKにすることで、部屋が広くなり、家族とコミュニケーションが取りやすくなったり、来客を呼びやすくなったりします。
安心してキッチンをリフォームしたいと望む人は、住宅リフォーム全般の実績が豊富で、アフターフォロー体制も整っているベストリノベーションにお任せください。