マンションのリノベーションで1LDKにするには?成功ポイントを解説!
「リノベーション」という言葉を聞いたことがありますか?最近注目されている言葉ですが、「どんなことができるの?」「マンションでもできるの?」そんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
この記事では、マンションのリノベーションについて、最近リノベーションが注目されている背景や、マンションのリノベーションの可否、1LDKにリノベーションするメリットなどを紹介していきます。
目次
なぜリノベーションが注目されているのか
リノベーションとは、最近多くの人が注目している言葉であり、住まいを自分好みに作り変えることで物件の価値を高めることを指します。
それでは、なぜリノベーションが注目されているのでしょうか。
より良い暮らしが送れる
リノベーションを行うことで、自分の生活スタイルに合わせた住まいに作り変えることができます。
例えば、より開放的な空間を求めて2LDKを1LDKにしたり、設備を交換、移動したり、などを行うことでより暮らしやすく、自分に合った住まいを手に入れることが可能です。
環境に優しい住まいにできる
リノベーションを行うことで環境に配慮した住宅を作ることができます。
中古の物件のリノベーションは新しく建物を作るよりも資源を有効活用でき、また、耐熱工事などを行えばエアコンによるCO2排出を減らすことができるからです。
このようなメリットから、近年国や自治体は条件を満たしたリノベーションには補助金を給付しています。
マンションリノベーションを考えている方は「マンションリノベーションのメリットとデメリットとは?詳しく解説!」をご覧ください。
賃貸マンションのリノベーション
購入していない賃貸のマンションでは、リノベーションができないと思っている人もいるでしょう。
ここでは、賃貸のマンションのリノベーションができるのかどうかについて、説明していきます。
賃貸物件でもリノベーションは可能?
結論から言うと、賃貸のマンションでもリノベーションは可能です。
なぜなら、リノベーションは物件の価値を高める改築のことなので、マンションを貸している側にもメリットがあるからです。
リノベーションが近年注目されていることもあり、返すときの原状回復が基本の賃貸住宅でも、相談次第でリノベーションを行うことができます。
賃貸マンションのリノベーションでできること
賃貸マンションのリノベーションはできますが、できる範囲は限られていることが多いと言えます。
その範囲は大家さん次第ですが、原状回復ができる範囲に限られる場合と、フルリノベーションまで可能な場合とが考えられるでしょう。
フルリノベーションが可能な場合でも、玄関のドアややバルコニーなど、共有部分や外装に関わる箇所はできないことがほとんどなので注意が必要です。
マンションのリノベーションの費用が知りたい方は「マンションのリノベーションにかかる費用とは?間取り別予算を紹介!」をご覧ください。
1LDKにリノベーションするメリット
マンションをリノベーションする人の中で、近年1LDKに間取りを変更する人が増えています。
ここでは、間取りをワンルームに変更するメリットについて、代表的な4つを紹介していきます。
様々な生活スタイルに順応できる
1つ目のメリットは、様々な生活スタイルに順応できる、ということです。
1人暮らしの人はもちろん、夫婦やカップルでの2人暮らしや子供がいる家庭にも、プライベートと共有スペースのバランスが取れた1LDKはおすすめできる間取りです。
いずれその部屋を返したり、売却したりする場合でも、1LDKであれば需要が高く対応しやすいと言えます。
開放感のある空間ができる
2つ目のメリットは、開放感のある空間ができる、ということです。
1LDKに変更することで、LDK部分の面積が大きくなることがほとんどなので、リビングスペースやダイニングスペースを広くとることでゆったりとリラックスできる空間を作ることができます。
共有スペースの雰囲気が開放的になることで、家族やパートナーと過ごす時間が増えることも考えられるでしょう。
部屋全体に目が行き届く
3つ目のメリットは、部屋全体に目が行き届く、という点です。
これは赤ちゃんや小さい子供がいる家庭にとっては嬉しいポイントではないでしょうか。
部屋がいくつもの仕切りで区切られていると、どうしても死角が増えてしまい、子供がどこで何をしているのか把握しにくい状況が生まれてしまいます。
1LDKであれば、部屋の中の仕切りを減らすことができるので、キッチンに居ながら部屋全体を見渡すことが可能です。
掃除が楽にできる
4つ目のメリットは、掃除が楽にできる、という点です。
部屋の仕切りが多いことのもう1つのデメリットに、掃除が大変だということが挙げられます。
掃除機や雑巾掛けなど、ドアや壁が多いといちいち止まって方向転換をしなければならないので大変ですよね。
1LDKであれば1部屋とそれ以外に分けて掃除することができるので、掃除の効率が上がります。
1LDKにリノベーションするデメリット
ここまで1LDKにリノベーションするメリットを紹介してきましたが、1LDKへの間取りの変更にはデメリットも存在します。
ここでは以下の3つのデメリットについて紹介していきます。
収納スペースが限られる
1つ目のデメリットは、収納スペースが限られる、ということです。
ワンルームへのリフォームを行ってしまうと、壁や部屋数が減るため、単純に収納するスペースが減ってしまいます。
部屋のクローゼットや壁を上手く利用して収納をしていた人にとっては今まで入っていた物が入らない、ということが起きてしまいます。
1LDKであっても工夫次第で収納でスペースを増やすことはできますが、場合によっては所有物自体の数を減らすことも必要でしょう。
プライベートな空間が減る
2つ目のデメリットは、プライベートな空間が減る、ということです。
例えば、2LDKや3LDKから1LDKにすると部屋の数が減ってしまうのでその分プライベートスペースも減ってしまいます。
2人暮らしや3人暮らしで、1人1人に自分の部屋が必要な場合などは、1LDKへのリフォームはおすすめしません。
費用がかさむことがある
3つ目のデメリットは、費用がかさむことがある、ということです。
1LDKへ間取りの変更をするリノベーションでは、一度その物件を骨組みだけの状態に戻す必要があり、このようなリノベーションをスケルトンリノベーションと呼びます。
スケルトンリノベーションでは大掛かりな工事が行われるので、その分費用がかさんでしまうのです。
なるべく予算を抑えてリノベーションを行いたい人は、間取りの変更は行わずに、部分的なリノベーションにすることをおすすめします。
ワンルームへのリノベーションを成功させるために
それでは、1LDKへのリノベーション成功させるためにはどのようなことに注意したら良いのでしょうか。
ここでは、1LDKへのリノベーションを成功させるためのポイントを紹介します。
予算を事前に考えておく
1つ目のポイントは、予算を事前に考えておく、ということです。
先ほど述べた通り、1LDKへのリノベーションは間取り変更を伴うスケルトンリノベーションに分類されるので、大きな費用がかかります。
予算を立てずにリノベーションを行おうとするとかかる費用が増大し、肝心な要望を叶えることができない、ということも起きかねません。
工夫次第では価格を抑えてスケルトンリノベーションを行うことも可能なので、まずは予算をしっかりと立てるようにしましょう。
生活を具体的に想像する
2つ目のポイントは、リノベーションをした後の生活を具体的に想像する、ということです。
1LDKは様々な生活スタイルに対応できる間取りだからこそ、その空間のデザインは自由に行うことができます。
自分の生活スタイルや一緒に暮らす人の有無によっても要望は異なってくるので、より良い住まいを作るためにもその後の生活を想像することから始めましょう。
経験が豊富なリノベーション会社を選ぶ
3つ目のポイントは経験が豊富なリノベーション会社を選ぶ、ということです。
スケルトンリノベーションのような大きな工事を伴うリノベーションを行う際には、経験が豊富で信頼できるリノベーション会社を選ぶことをおすすめします。
経験が豊富な会社は様々な提案をしてくれることが多く、より良いアイデアが出てきたり、予算を抑えたりすることが可能だからです。
リノベーションの費用を抑えたい方は「リノベーションの費用を抑えるには?安くする裏技を紹介します」をご覧ください。
まとめ
ここまでマンションのリノベーションについて、1LDKに間取りを変更するメリットやデメリット、実際にリノベーションを行う際のポイントなどを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ベストリノベーションでは、部分的なリノベーションはもちろん、間取り変更を伴うリノベーションもなども幅広く扱っています。
様々な要望や悩みに対応することができるリノベーション会社なので、リノベーションを考えている人は是非問い合わせをしてみてください。