トイレは狭くて閉鎖的だと感じやすい空間です。

あまりプラスのイメージではなく、マイナスなイメージを持っている方も多いでしょう。

トイレを明るい雰囲気に変えたいと思ったら、リフォームがおすすめです。

リフォームといっても大々的なものではなく、クロスを変える、床材を変更する、場所があるなら棚を作るなど、簡易的な変更で好みの空間を作り出すこともできます。

この記事は、おしゃれなトイレにリフォームする方法を解説していきます。

DIYの方法や注意点などにも触れて紹介します。

ぜひ参考にしてください。

トイレをおしゃれにリフォームできる5つの箇所

まず、トイレをおしゃれにリフォームする5つの箇所を紹介します。

壁紙

トイレをおしゃれにリフォームするには、一番面積の広い壁紙を変えるのが一番早いです。

壁紙を変えることで、大きく雰囲気を変えることができます。

すべての面で同じ柄でも素敵ですが、1面だけアクセントのあるクロスを入れる方法もおすすめです。

トイレの種類

タンク付きのトイレを使用しているのであれば、思いきってタンクレスのトイレにするのもおすすめです。

タンクが隠れることによって、すっきりした見た目になり、空間も広く見えるのでおしゃれな空間を作りだすことができます。

タンクの掃除も不要になりお手入れも楽になります。

もしタンク付きのトイレからの変更が難しければ、DIYでタンクを隠してしまう方法もあります。

それだけでも印象ががらっと変わります。

棚を作るのも良いでしょう。

床

壁はシンプルにして、床面にアクセントを付けるのもおすすめです。

トイレは座って利用することが多く視線は下に向いているので、床面がおしゃれだと気持ちも明るくなります。

手洗いスペース

タンク付きトイレの給水口を加工して、手洗い器として利用したり、鏡付きのカウンターとして使ったりすることで、服装チェックや身だしなみを整えることができるようになります。

収納付きのカウンターを作ると、トイレットペーパーをはじめとした備品を保管できるのも便利です。

すっきりした空間になります。

収納の設置

トイレには収納スペースが無いことも多いので、DIYで簡易棚を作ってトイレットペーパーやサニタリー用品を保管すると見た目もすっきりします。

トイレリノベーションの費用を知りたい方は「トイレリノベーションを知りたい！費用や事例などを紹介します」をご覧ください。

おしゃれなトイレになるような壁紙の選び方

おしゃれなトイレにする方法として壁紙を変えることをおすすめしました。

では、どんな壁紙にするとトイレはおしゃれ空間に変わるのでしょうか。

壁紙の選び方を解説します。

種類

まずは、壁紙の種類から紹介します。

トイレの壁紙で使用するおすすめの柄は、ストライプ、花柄、レンガ調、木目調、カラー（単色で模様がついていない）が挙げられます。

それぞれの柄で与えられる印象は変わります。

• ストライプ…縦線だとすっきりした空間になる
• 花柄…かわいらしい雰囲気になる
• レンガ調…海外のレストランのようなおしゃれな空間になる
• 木目調…ナチュラルでやわらかい雰囲気になる
• カラーの壁紙…色味によって雰囲気の異なる空間になる(※1面のみアクセントで使用することも可能)

素材

壁紙の素材を、クロスではなく別の素材にするのもおしゃれなトイレ空間のリフォームにおすすめです。

良く利用されているのは、エコカラットを含めタイルです。

デザイン性の高いものが多くあります。

厚みのあるタイルを選ぶことで色の濃淡や凹凸による陰影効果がありクロスとは違った洗練された空間になります。

機能性

壁紙はおしゃれな面だけではなく機能性も充実したものが沢山あります。

ラミネート加工でコーディングされた汚れ防止加工付きの壁紙や、光触媒の機能を利用した消臭効果の高い機能性壁紙もおすすめです。

ほかには吸水性ポリマーを配合された、吸放湿機能を持った機能性壁紙を使うと、湿度が高くなると水分を吸収し乾燥すると水分を放出するので湿気対策にも役立ちます。

DIYでおしゃれにリフォーム

トイレはちょっとしたDIYでおしゃれにリフォームできます。

簡単にできるものを紹介します。

タンクレス風

タンク付きのトイレを使っているときは、タンクの部分だけくりぬいて他は横に板を並べて飾り付けするだけで、手洗い器代わりになります。

簡易的な棚ができるので、小さな観葉植物を置いて飾り付けをすると、トイレがおしゃれな空間になります。

つっぱり棒で棚を設置

トイレの上部につっぱり棒を2本這わせて板を設置するだけで棚のできあがりです。

普段は視線の届かない場所になるので、隠したいものを置いておくと良いでしょう。

トイレットペーパーホルダーを工夫

トイレットペーパーホルダーを工夫すると、トイレがよりおしゃれな空間に。

トイレットペーパーホルダーの上にのせるだけで使える、ちょい置き棚というような商品もあるので、小物を飾ってアクセントにしても良いでしょう。

トイレ以外の空間を工夫

トイレは狭い空間ですが、タンクの上やトイレットペーパーホルダーの上、床、天井など実は使える空間がいっぱいあります。

リフォームのときはトイレ本体にのみに目が行きますが、他の空間を工夫して使うとトイレを素敵な空間に変えることもできます。

トイレのリフォームの費用を知りたい方は「トイレのリフォームをするときの値段や相場はどれくらい？」をご覧ください。

本格的なリフォーム

トイレを素敵な空間にしたいと考えるのであれば、本格的なリフォームを行いましょう。

DIYではなく、リフォーム会社に依頼すると、こだわりの素材や施工を施してくれるでしょう。

壁紙

エコカラットやタイル柄の壁紙の貼り替えは全面で7万円程度の費用がかかるので、床材や手洗いカウンターなどトイレ全体をおしゃれにリフォームするには、専門のリフォームの会社に依頼するのが良いでしょう。

床材

リフォーム会社であれば、壁紙によく合うスタイリッシュな床材も取り扱いがあるので、壁紙と合わせて合っているか確認しましょう。

トイレは湿気が溜まりやすい場所でもあるので素材は慎重に選びましょう。

手洗いカウンター

タンク付きトイレの場合だと、手洗いカウンターを作るのは場所が狭くて無理かもしれません。

タンクレストイレの場合は手洗いカウンターを設置すると便利です。

リフォームする際の注意事項

トイレをおしゃれにリフォームする際の注意事項を解説します。

使用素材を確認

まずリフォームに使用する素材はしっかり確認しましょう。

特に木材を使用する場合は浸透系塗料で塗装をすることが大事です。

リフォーム用として使用する材料の中には、トイレに向くものと向かないものがあるので、気を付けてください。

サイズを確認

トイレ本体をリフォームするときは、トイレの大きさに注意しましょう。

マンションの場合は、使用する予定のトイレはマンション対応なのか事前に確認しましょう。

水回りのリフォームを行いたい方は「水回りリフォームの費用が知りたい！相場や費用を考えるポイントなどを紹介します」をご覧ください。

まとめ

これまで、おしゃれなトイレにリフォームをして素敵な空間にするには！ということでおしゃれな空間にするためのポイントを解説しました。

いきなり全部リフォームするのは難しいという方は、業者に依頼し壁紙を1面だけ張り替えてみることや、DIYで簡易的な棚を作るなど、植物を置くなど、すこしずつアレンジをして楽しむことが大事です。

ただ、水回りは経年劣化をする箇所でもあるので、トイレのリフォームをする際は、トイレや浴室など住宅全般のリフォーム実績のある会社に依頼するのが確実です。

予算に応じた最適なトイレのリフォームを望む方は、住宅リフォーム全般の実績が豊富で、アフターフォロー体制も整っているベストリノベーションにお任せください。