トイレリフォームにかかる時間は?工事中の対応方法を紹介

「トイレリフォームにはどれくらいの時間がかかるの?」「工事に時間がかかる場合、工事中のトイレはどうすればいいの?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

トイレリフォームにかかる時間は、工事の内容によって大きく異なるため、まずは自分が実施するリフォームタイプを明確にすることが大切です。

本記事では、リフォームタイプ別に工事にかかる時間を紹介します。

リフォーム中のトイレの対応方法や、工事以外の準備にかかる時間も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレリフォームにかかる時間とは?

トイレリフォームはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?結論から述べると、リフォームの種類によって、必要な時間が大きく変わってきます。

例えば、壁紙を変えるだけのリフォームであれば数時間で完了することもありますし、間取りを変更するリフォームには数日かかることもあります。

どのようなリフォームを実施するか決めた上で、リフォームに必要な時間を業者に確認することが大切です。

リフォームにかかる時間によっては、工事中のトイレをどうするか考える必要があります。

【タイプ別】トイレリフォームにかかる時間

先述した通り、リフォームの種類によって工事にかかる時間が変わってきます。

ここでは、リフォームのタイプ別に必要な時間を説明します。

便座の取り替え

便座の取り替えを行う場合、リフォームにかかる時間は「30分〜2時間」が目安です。

便座を取り替えるだけなので、そこまで長い時間を要しません。

古いものを新しいものに取り替えたい、ウォシュレットタイプと交換したい場合などに便座の取り替えが実施されます。

特にウォシュレットタイプの便座と交換する場合、給水管周りの作業なども必要になるので、通常の取り替え作業よりも時間がかかります。

しかし、2時間程度なので工事中のトイレもそこまで心配する必要がありません。

トイレ本体の取り替え

トイレ本体の取り替えは、「2時間〜1日」が目安となっており、トイレのタイプによって工事にかかる時間が大きく異なります。

しかし、本体を交換するため、便座の交換よりも大掛かりな工事になりやすいです。

トイレの工事だけでなく、備品を持ち運ぶ搬出搬入作業や、周辺物を汚損や傷から保護するための養生が必要になるので、プラスで時間がかかります。

洋式トイレ本体を交換する場合は2〜3時間程度で工事が完了することもありますし、システムトイレに交換する場合は1日要することもあります。

このように現在使用しているトイレの仕様や、交換するトイレの仕様によって、交換に必要な時間が変わってくるので、業者に確認することが大切です。

トイレ本体の取り替え&内装工事

上記で説明したトイレ本体の取り替えに加えて、内装工事を実施する場合は「3時間〜1日」が目安になります。

内装工事のタイプによってプラスでかかる時間が変わってきます。

例えば、床張替えや換気扇交換を行う場合、トイレ本体の取り替えにプラスで1時間程度必要になるでしょう。

また、床と壁紙張替えを行う場合は比較的長い時間を要するので、半日〜1日を目安にするとよいでしょう。

なお、床と壁紙張替えは便器を取り外した状態で実施すると仕上がりが綺麗になるので、トイレ交換と同時に実施することが推奨されています。

このように工事内容によって時間は変わってきますが、1日以内にはリフォームが完了します。

和式から洋式トイレに取り替え

和式から洋式トイレに取り替えるリフォームは、「2日〜5日」かかることを想定しておきましょう。

和式トイレは床に段差があることがほとんどなので、床と壁の工事も実施しなくてはいけません。

そのため、トイレ本体の取り替えや内装工事よりも、多くの時間を要します。

加えて、汲み取り式のトイレから水洗に変更する場合、下水道が通っていないエリアは浄化槽を設置する必要があるため、大規模な工事になりやすいです。

また、ウォシュレットのトイレを設置するためにコンセントを確保したり、洋式トイレを設置できるスペースを確保したりする必要があるケースもあります。

トイレの新設

介護やバリアフリーなどでトイレを新設する場合、「3日〜5日」が目安となるでしょう。

既存のスペースを変更して新たなスペースを作り出すため、間取りを変更する、壁を取り壊すなどの作業が必要になります。

このような大規模な工事の場合、工事中のトイレをどうするか検討する必要がありますし、コストがかかることも覚えておく必要があります。

さらに、マンションにお住まいの方は実施できるリフォームに制限があることが多いので、必ず管理会社に確認するようにしてください。

トイレの交換工事について気になる方は「トイレ交換の工事の手順は?費用はどのくらいかかる?」も併せてご覧ください。

トイレリフォームのトータルでかかる時間

トイレリフォームにはどれくらいの時間がかかるのでしょうか?ここでは、トイレリフォームのトータルでかかる時間を紹介します。

業者選び

リフォームを実施すると決定したら、まず業者選びを行う必要があります。

1〜2週間程度の期間を目安にして、複数の業者を比較しましょう。

リフォーム業者によって強みや特徴、費用が変わってくるので、最適な業者を見極めることが大切です。

ホームページなどでこれまでの実績が紹介されていることが多いので、トイレの施工実績を確認するとよいでしょう。

トイレの工事は下請け会社に委託している業者の場合、上乗せで費用がかかることがあるため、注意が必要です。

工事前の確認

リフォーム業者を決定したら、続いて工事前に現地調査を実施します。

便座の交換のみなどの場合は、ヒアリングのみで対応することもありますが、大掛かりな工事の場合は事前に現地の状況を把握する必要があるのです。

この現地調査には1〜2時間程度の時間を要します。

リフォーム業者とスケジュールを調整して、調査の時間を設けましょう。

現地調査はトラブル回避や追加工事の有無を判断するために重要なので、大掛かりな工事であるのに実施されない場合は、業者の信頼性について再度確認することをおすすめします。

見積書作成

現地調査でどのような工事が必要かを明確にした後は、見積書を確認します。

複数のリフォーム業者を比較する方が多いので、1週間程度時間を設けてしっかりと内容を理解することが重要です。

業者によってコストはもちろん、費用を支払うタイミングや、サポート・アフターフォローの手厚さなどが異なります。

通常は工事後に一括で支払いし、工事後に何かしらトラブルが生じた際は対応してくれる業者がほとんどです。

費用が安いものの、このようなサービスが含まれていない業者はおすすめできません。

工事開始

見積書を確認してリフォーム業者と契約した後は、いよいよ工事に移ります。

工事にかかる時間は本記事で紹介した通り、リフォーム内容によって大きく異なります。

リフォームに時間がかかる場合は、騒音や搬入作業などで近所に迷惑がかからないかなど、懸念すべき事項が発生します。

そのため、リフォーム業者に、工事にかかる時間、および日数を確認するようにしましょう。

トイレリフォームの値段について気になる方は「トイレのリフォームをするときの値段や相場はどれくらい?」も併せてご覧ください。

トイレリフォームの工事中はどうすればよいの?

トイレをリフォームする場合、工事中のトイレはどうすればよいのでしょうか?この点を不安に感じている方も多く見受けられます。

工事にある程度の日数が必要になる場合、リフォーム業者が仮設トイレを設置してくれるケースがほとんどです。

もしくは公衆トイレを利用したり、携帯用トイレを用意したりして対応します。

トイレが2つ以上ある場合は、工事時期をずらして片方を使用できるようにしておくとよいでしょう。

まとめ

今回の記事では、トイレのリフォームを検討している方に向けて、工事にかかる時間を紹介しました。

リフォームの種類によって工事にかかる時間は大きく異なります。

工事にかかる時間によって事前に行うべき準備が変わってくるので、リフォーム業者にスケジュール感をしっかりと確認するようにしてください。

また、工事だけでなく、リフォーム業者選びや見積書作成などの時間も含めると、トイレのリフォームにはある程度の期間を要することになります。

トイレのリフォームをお考えの方には、ベストリノベーションをおすすめします。

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