トイレに洗面台を付けておしゃれにリフォームしよう!費用やタイプを解説

最近のトイレは、タンクレストイレや、タンクがあっても洗面台が付属していないものが増えています。

本記事では、洗面台を後付けにするメリットやデメリット、洗面台のタイプやリフォームの費用について幅広く解説しています。

トイレのリフォームに関して、洗面台の取り付けで悩んでいる方に必見の内容です。

トイレに洗面台は必要?

洗面台の取り付けは、衛生面や機能面などの様々なメリットがあります。

デメリットなどを考慮した上でも、可能であれば設置することをおすすめします。

トイレに洗面台を設置するメリット

トイレに洗面台を設置するメリットとして、トイレの使用後にすぐに手を洗うことのできる衛生面でのメリットや、トイレに付属している手洗い器に手を難しいご高齢の方やお子様でも使用しやすいという機能面でのメリットがあります。

また、2階のトイレに洗面台を設置した場合、2階にいる場合に水を使用したい時にその都度下の階へ降りなくて良いという点でも便利です。

洗面台が洗面所や浴室付近にしかない場合、来客時に洗面台の使用のためにプライベート空間を見られてしまう可能性がありますが、そういった不安も解消することができます。

トイレに洗面台を設置するデメリット

トイレに洗面台を設置するデメリットとしては、トイレの空間が狭くなる、洗面台の器が小さい際に水が飛び散る可能性がある、費用がかかるといった点が挙げられます。

しかし、トイレの空間に合わせたコンパクトな洗面台の使用や、飛び散らない大きさの器の使用などによって工夫してリフォームすることが可能です。

また、一度洗面台を設置すれば生活が便利になるため、長期的な視野で考えると費用を考慮しても洗面台を設置することをおすすめします。

洗面台が設置できるトイレの広さ

トイレへの洗面台の設置について、基本的に0.75坪以上の面積がある場合には面積の心配はありません。

一方で、マンションや戸建てなどで多い0.4坪や0.5坪といったトイレの面積の場合には、25cm程度の奥行きであるコンパクトな洗面器を選ぶ必要があります。

トイレの広さを考慮しながらサイズを選べば、比較的トイレの面積が小さい場合でも洗面台を設置することが可能です。

洗面台の取り付けについて気になる方は「洗面台の取り付け工事費用は?DIYでできることや注意点を紹介!」も併せてご覧ください。

トイレの洗面台をおしゃれにするコツ

トイレの洗面台を設置する際には、より空間をおしゃれにする様々なポイントがあります。

色味を統一する

トイレに洗面台を設置する際には、床や壁の色味を考慮することで、全体的に統一されている洗練されたおしゃれな印象を空間に与えることができます。

洗面台の器や床など、部分毎に着目するとおしゃれな素材や柄を使用していても、全体の統一感が無ければその持ち味を存分に生かすことが難しいです。

そのため、空間全体に目を向けた構成を考えることをおすすめします。

空間のテイストを決める

トイレのリフォームを行う際には、モノトーンで統一したシックなテイストや、大理石風の素材を使用した洗練された華やかなテイストなど、予めテイストを決めることでリフォーム後のイメージが立てやすくなります。

実際のリフォーム事例集やSNSなどでは、様々なトイレ空間のアイデアを得ることが可能です。

洗面台をおしゃれにしたいけれどもテイストが定まらないという方は、実例から空間づくりのアイデアを探していくことをおすすめします。

空間に最適なサイズのものを選ぶ

洗面台を設置する際には、トイレの広さに合わせたサイズの洗面台を選ぶのがおすすめです。

面積の大きい空間に対して設置される洗面台が小さすぎると、余白が大きくなりアンバランスな印象を与えることがあります。

また、トイレの面積に対して設置される洗面台が大きすぎると、見た目のバランスのみならず機能面でも使用する際に不便が生じます。

洗面台を設置する際には、洗面台のサイズとトイレの広さを入念に確認するのがおすすめです。

トイレ洗面台のタイプ

トイレの洗面台には、埋め込み型(ブラケットタイプ)、置き型、カウンター型という三つのタイプがあり、それぞれ異なる特徴を持ちます。

設置の条件やトイレの空間使いなど、様々な観点から最も適した洗面台のタイプを選ぶのがおすすめです。

埋め込み型(ブラケットタイプ)

埋め込み型の洗面台は、壁に埋め込む形で設置します。

手洗い場が壁の内側に収まることによって、トイレの空間を広くとることが可能です。

置き型やカウンター型の洗面台は空間に占める割合が大きく、必然的にトイレが狭くなってしまうことが多くあります。

埋め込みの工事による設置が必要であるため、埋め込み型を設置できない場合もありますが、トイレのスペースが狭く可能な限りコンパクトに洗面台を納めたいという方におすすめです。

置き型

置き型の洗面台は洗面ボウルが腰ほどの高さの台の上に設置され、手洗い台の下には収納スペースが作られます。

トイレでは掃除のための備品やサリタニーグッズなどを収納する必要があるため、収納スペースのある置き型の洗面台は機能面において非常に便利です。

置き型の洗面台の設置にはある程度の広さが必要ですが、スペース的な余裕があり、機能面も重視したいという方には、置き型の洗面台をおすすめします。

カウンター型

カウンター型の洗面台は、壁に設置したカウンターの上に洗面ボウルを設置します。

カウンターの下に空間ができるため、カウンター下にものを置くことの出来る空間が欲しいという方や、トイレ空間の掃除がしやすいような洗面台の設置が良いという方におすすめです。

カウンター型の洗面台は配管が表側に見える場合も多いですが、配管カバーや布などを使用して工夫することで、見た目をスタイリッシュにすることも可能です。

トイレ洗面台の設置費用

トイレの洗面台の設置費用の目安は、リフォームを行うのがマンションである場合と、一軒家の場合によって異なります。

マンションの場合

マンションでトイレの洗面台を設置する場合には、トイレの広さが限られることが多いです。

その為、スペースを取らないコンパクトな洗面器の設置をすることをおすすめします。

メーカーが提供するコンパクトな洗面器の相場の目安は6万円前後です。

しかし、これは洗面台本体のみの値段であるため、取り付けには別途の費用が必要です。

そのため、予算やスペースなどを明確にした上で、リフォーム会社との相談を行うことをおすすめします。

マンションにおけるトイレの洗面台の設置の具体的な事例としては、トイレの空間を広くするために一部壁を取り壊し、空間を広げてから洗面台の設置を行ったというケースがあります。

約4日間で施工は完了し、40万円ほどの費用がかかっています。

このように、リフォームの要望がある場合には洗面台の本体価格以外にも費用が必要であるため、費用の把握には詳細な見積もりの相談を行うことが大切です。

一軒家の場合

一軒家でトイレの洗面台を設置する場合には、トイレの広さによって様々な洗面台を設置することが可能です。

そのため、どのような種類の洗面台を設置するかによって費用が大きく異なります。

コンパクトに洗面器を設置するのみであれば、本体は6万円から購入が可能です。

低価格なものから、19万円前後のものまで様々な選択肢があり、オプションで機能を追加する場合にはさらに費用が必要です。

一軒家におけるトイレの洗面台の設置の具体的な事例としては、カウンター式の洗面台の設置とトイレのオート機能の追加を約28万円で行ったケースがあります。

トイレのリフォームでは、洗面台の設置に加え、現在のトイレに抱えている不満を解消したり、より便利な機能をつけたりすることが可能です。

洗面台の交換費用について気になる方は「洗面台を交換する費用はどのくらい?費用別の洗面台交換などをお伝えします」も併せてご覧ください。

まとめ

現在はタンクレストイレが増えており、洗面台を後付けするリフォームを行う人が増えています。

トイレに洗面台があれば、より衛生的で、普段の生活においても便利に活用することができます。

また、トイレのリフォームや洗面台の設置を行うリフォーム会社を検討中の方には、「ベストリノベーション」がおすすめです。

「ベストリノベーション」では、より要望と予算に合わせたリフォームを行うことができます。

詳しい見積もりはリフォーム内容により異なるため、気軽にリフォーム会社へ相談することをおすすめします。

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