ユニットバスを交換したい!方法やかかる費用について解説!

皆さん、ユニットバスの交換を考えたことはありますか?ユニットバスとは、工場であらかじめ作られた浴室・浴槽のパーツをその場で組み立てる浴室タイプのことを言います。
現場ではパーツを組み立てるだけなので素早く取り付けることができるというメリットがありますが、中には「交換したいけど、交換のタイミングがわからない…」「どれくらいの費用がかかるの?」そんな悩みや疑問を抱える人も多いのではないでしょうか。
この記事では、ユニットバスの交換を考えている人のために、おすすめの交換時期や具体的な方法、かかる費用の相場について紹介します。
費用を抑えるコツも紹介するので、是非参考にしてみてください。
目次
ユニットバスのおすすめ交換時期
まずは、ユニットバスを交換するおすすめのタイミングを紹介します。
以下の3つのタイミングが来たら、早めにユニットバス交換の計画を立てることをおすすめします。
ひび割れてきたとき
初めに紹介するのは、浴槽がひび割れてきたタイミングです。
長年同じユニットバスを使っていると、ひびが入ってしまうことがあります。
これは、経年劣化によりユニットバスの素材が加水分解を起こすことが原因で生じる現象です。
そのまま放っておくと怪我をしてしまうこともあるので、ひび割れに気がついたら早めに交換した方が良いでしょう。
水漏れ・詰まりが目立つとき
水漏れや詰まりが目立ってきたときも、ユニットバスを交換する時期と考えて良いでしょう。
まれに詰まりや水漏れが生じる程度なら応急処置で対処しても問題ありませんが、頻繁に起こるようなら修理やリフォームを考えることをおすすめします。
排水管が劣化している可能性もあり、放っておくと大きなトラブルにつながることもあるので、なるべく早く対処しましょう。
耐用年数を超えたとき
ユニットバスの耐用年数を超えたときも、交換すべきタイミングと言えます。
一般的にユニットバスの耐用年数は、15年~20年であることがほとんどです。
特に問題がないように見えても、目に見えない部分で劣化が起きていることもあるので、この期間を超えたら交換を考えておくと安心です。
ユニットバスのメーカーによっては定期メンテナンスや点検を行っているところもあるので、問い合わせてみるのも良いでしょう。
ユニットバスの寿命を知りたい方は「ユニットバスの寿命はどれくらい?最適なリフォームのタイミングは?」も併せてご覧ください。
ユニットバスを交換する方法
ここでは、ユニットバスを交換する具体的な方法について以下の2つの方法を紹介します。
リフォーム業者に頼む
1つ目の方法は、リフォーム業者に頼むということです。
リフォーム業者に頼めば、ユニットバスの交換だけでなく、デザインの変更や他の気になる箇所の交換も同時に行えます。
費用はある程度かかりますが、高い完成度を期待することができるでしょう。
工事に伴うトラブルの心配も少なく、安心して交換を行うことができます。
打ち合わせを重ねる中で新たな提案をしてくれることもあり、確実にリフォームを行いたい人や完成度を求める人にはおすすめの方法です。
DIYをする
2つ目の方法はDIYで行う方法です。
DIYで交換を行う最大のメリットは、費用を抑えることができるという点です。
しかし、DIYで行うことができるユニットバスの交換は事例がかなり限られています。
浴槽が据え置きタイプであること、ユニットバスの交換について専門的な技術を持っていることなどを条件に、DIYで行うことが可能です。
誰でも簡単にできるものではなく、埋め込みタイプの浴槽の場合は専門的な技術を持ってしても自力で行うのは困難なので、注意が必要です。
基本的にはリフォーム会社に頼むことを前提に、どうしても費用を抑えたい場合や、自分の技術に自信がある場合のみDIYで行うのが良いでしょう。
マンションのお風呂のリフォームで失敗したくない方は「マンションのお風呂をリフォームする際に失敗しないポイントを解説!」も併せてご覧ください。
ユニットバスの交換にかかる費用
ここでは、ユニットバスの効果にかかる費用を、以下の場合に分けて紹介します。
ユニットバスの交換のみの場合
一般的なグレードのユニットバスに交換するだけのリフォームの場合、かかる費用の相場は50万~100万円です。
ユニットバス本体にかかる費用が40万~50万円、その他の工事費用にかかる費用が30万円程度と考えて良いでしょう。
追い炊き機能や断熱材の設置など、機能をアップグレードさせると、その都度10万円程度の費用が可算されます。
浴槽のグレードをアップさせたり、ユニットバス全体のデザインを洗練されたものにしたりするとさらに多くの予算が必要です。
ユニットバスの交換にオプションをつけた場合
ユニットバスの交換に加え、ジェットバスやドアの交換など、オプションを加えた場合の費用の相場は、80万~130万円です。
追加するオプションにもよりますが、ジェットバス機能であれば15万円程度、ドアの交換であれば10万円程度で行うことができます。
一方、手すりの設置や引き戸の設置などは数万円でできることもあるので、予算を抑えたい人でも気軽にオプションとして追加することが可能です。
他にも、給湯器の交換や浴室TVの設置など、オプション機能や設備には様々なものがあるので、自分にあった機能を選ぶようにしましょう。
ユニットバスの交換にかかる日数
ここでは、ユニットバスの交換に必要な日数について紹介します。
浴槽の交換のみの場合
浴槽の交換のみの場合、工事は1日で終わることがほとんどです。
その他の交換を行う場合でも、ちょっとした備品の交換などであれば日をまたがずに完了するでしょう。
ユニットバス全体の交換の場合
壁や床、蛇口、シャワーなどを含めたユニットバス全体を交換する場合は、4日程度かかることがほとんどです。
大掛かりな工事が必要な場合でも、長くても1週間以内で終わることが多いでしょう。
とは言ってもその間は自宅の浴室が使えないので、注意が必要です。
また、タイル風呂からユニットバスへの交換など、タイプが異なるバスからユニットバスへの交換は比較的工期が長くかかることが多いです。
上記の期間は工事にかかる期間なので、工事までにかかるリフォーム会社との打ち合わせの期間などを含めると、もっと長い期間がかかります。
リフォーム会社によっては工事の着手までに時間がかかることもあるので、早めに相談しに行くことをおすすめします。
ユニットバスの交換を安く行うコツ
ここでは、ユニットバスの交換を安く行う方法を紹介します。
DIYでできるところまで行う
1つ目に紹介するのは、DIYでできるところまではやるということです。
浴槽の交換には専門的な知識が必要ですが、床や壁の張り替え、またはちょっとした備品のパーツ交換などは比較的簡単に行うことができます。
バスルームのリフォームをするにあたって、全てをリフォーム会社に任せると多くの費用がかかるので、自分でできる部分は自分で行うと費用を抑えることができます。
自分に合ったリノベーション会社を選ぶ
2つ目の方法は、自分に合ったリノベーション会社を選ぶということです。
ユニットバスを交換する際に、同じようなリフォーム内容でも、かかる費用はリフォーム会社によって異なります。
なるべく安く交換を行いたいのであれば、いくつかのリフォーム会社に見積もりを出してもらうと良いでしょう。
安ければ良いというものでもないので、サービス内容と予算を比べながらより良い業者を選ぶようにしましょう。
予算との相談にのってくれるかというのも重要なポイントです。
補助金を活用する
3つ目の方法は、補助金を活用するということです。
ユニットバスの交換には、国や自治体から補助金が出ることがあります。
特に、エコやバリアフリーに対応したリフォーム内容だと補助金をもらいやすいと言えます。
例えば、節水機能が搭載されている浴槽に交換したり、浴室に手すりをつけて段差をなくしたりなどのリフォーム内容が考えられます。
自治体によって補助金の内容が異なるので良く確認しましょう。
補助金を受け取るには、国や自治体が定める要件を満たしている他、工事を実際に行う前に申請をする必要があるので注意が必要です。
まとめ
ここまでユニットバスの交換について、その方法やかかる費用について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
ユニットバスの交換はDIYで行うには難しい部分もあるので、リフォーム会社に依頼することをおすすめします。
デザインや機能を上手く考えることである程度費用を抑えることは可能です。
ベストリノベーションでは、ユニットバスの交換はもちろん、浴室のリフォームを始めとした様々なリノベーションの案件を扱っています。
相談に行けば見積もりも出してもらえるので、ユニットバスの交換を考えている人は是非問い合わせてみて下さい。