ユニットバスのサイズはどこに注目して選ぶ?リフォームのポイントも紹介
ユニットバスにリフォームしたいけれど、サイズ表記がわからない、どのサイズの物を選んだらいいかわからない、という方もいるのではないでしょうか。
ユニットバスのサイズの選び方は、マンションか戸建てかによって、また、浴室の使い方によって、選ぶ基準は様々です。
この記事では、ユニットバスのサイズの目安や、選ぶ方法、ユニットバス をリフォームする際に気をつけることなどをお伝えします。
サイズをはじめ、ユニットバスについてもっとよく知りたいという方は必見です。
目次
ユニットバスのサイズの目安
ユニットバスのサイズは、10cmきざみで、短辺の数字、長辺の数字のcm表記からそれぞれ0を削ったものを4桁の数字で表記します。
基本的には、0.75坪、1坪、1.25坪、1.5坪、の4つの基準に合わせてサイズが決められます。
大きいサイズ
ユニットバスの大きなサイズは、1.5坪に対応するもので、1818(180cm×180cm)や、1624(160cm×240cm)です。
これ以上大きいサイズはメンテナンスが大変なこともあり、あまり生産されていません。
十分足を伸ばしてもリラックスできるサイズであり、浴室でゆっくりしたいという方には人気のサイズですが、一方で、浴室の大きさによっては設置できない場合もあります。
そのため、自宅の浴室のサイズや寸法に関してはあらかじめ調べておきましょう。
小さいサイズ
基本的に、ユニットバスの最小サイズは1014(100cm×140cm)とされています。
次に小さいサイズは、1115(110cm×150cm)です。
どちらもコンパクトなサイズであり、マンションなどお風呂場のスペースが小さい時に適しています。
本体のコストパフォーマンスが優れているので、機能を充実させることに予算をさきたいという方にもおすすめです。
ただし、身長の高い方などは十分に体を伸ばせない可能性もあるので、浴室の大きさと相談して決定できると良いでしょう。
平均サイズ
一戸建てとマンションによってユニットバスのサイズは異なりますが、大体戸建ての際には0.75坪用の1216サイズ、1.0坪用の1616サイズがメインとなります。
特に、お風呂場のスペースが確保されている場合には1616サイズがよく使われます。
マンション用の一般サイズは、戸建てよりも少し小さく、0.75坪用の1418サイズ、1.0坪用の1620サイズがよく使われます。
1418サイズの方が使われやすいです。
マンションでお風呂リフォームを検討している方は「マンションのお風呂をリフォームする際に失敗しないポイントを解説!」をご覧ください。
ユニットバスのサイズの選び方
ここでは、ユニットバスのサイズの選び方を紹介します。
入浴する人数や目的によって選ぶ
ユニットバスのサイズは、入浴する人数やどのようにお風呂場を使うのかによっても変わってきます。
大人がゆっくりと足を伸ばして入浴がしたいならば1.0坪以上のユニットバスがおすすめですし、親子で入ったり介護が必要だったりする場合は、1.25坪以上のユニットバスがおすすめです。
洗い場のスペースとのバランスを考えつつ、使いやすいサイズのユニットバスを選ぶようにしましょう。
リフォームに必要なスペースを確保する
ユニットバスは、分解した状態のパーツを玄関から搬入することも多いため、ある程度のスペースが必要です。
間口が65cm以上あれば基本的には搬入できることが多いです。
間口や曲がり角のスペースが狭い場合には、狭いユニットバスしか搬入できない可能性があり、なかなか納得のいくリフォームができないという場合もあるので、別の方法も検討してみましょう。
ユニットバスの形をまずは確認する
ユニットバスの短辺と長辺の比率は、全てのユニットバスで同じというわけではありません。
正方形型のものもあれば、長辺に余裕があるというユニットバスもあります。
お風呂場の形によって、また、シャワーなどの洗い場のスペースをどれだけ確保するかによってどのユニットバスが適しているのかというのも変わってくるため、事前にしっかりと確認や打ち合わせを確認することがよいでしょう。
オーダーメイドという選択肢もある
規格内のユニットバスがなかなか使いづらいという場合には、ある程度の範囲内ではオーダーメイドのユニットバスを依頼することもできます。
サイズだけでなく、アクセサリーなど、さまざまな部分で好みのユニットバスにすることができるので、お風呂場にこだわりたいという方にはおすすめです。
ユニットバスのリフォームで気をつけること
ここでは、ユニットバスのリフォームで気をつけることを紹介します。
戸建てとマンションではサイズが異なる
戸建てとマンションでは、適したユニットバスのサイズが異なります。
一戸建ての多くは0.75坪のユニットバスから1.25坪のユニットバスまで全てがよく使われていますが、マンションではほとんど0.75坪のユニットバスが採用されており、マンション用のユニットバスの方が少し小さいです。
これは、マンションの方が天井や床下の高さが低いために、大きなユニットバスを設置しにくいということによるものです。
また、住まいの材質によってもユニットバスのサイズなどが変わってきますので、しっかりとチェックしておきましょう。
リフォームでユニットバスのサイズ変更もできる
現在と同じお風呂の大きさのユニットバスや浴槽しか設置できないと思われやすいですが、配管の構造や拡張工事によっては、より大きなサイズのユニットバスを設置することができます。
ユニットバスのサイズを10cm伸ばすだけでも、ずいぶんとゆったり過ごすことができるようになります。
そのため、サイズの変更を考えている方はぜひ相談してみると良いです。
専門の業者に依頼する
ユニットバスの搬入や設置は、DIYなどで安く済ませようと思っても壊れやすいです。
ユニットバスをたくさん取り扱っている業者の方にお願いすることが良いでしょう。
さらに、費用なども適切な価格で見積もりをしてもらうことができます。
ベストリノベーションでもさまざまなユニットバスを取り扱っておりますので、リフォームなどを考えている方はぜひお問い合わせもおすすめです。
リフォーム費用については「風呂のリフォームにかかる費用は?家のタイプ別に相場を紹介!」も併せてご覧ください。
ユニットバスをリフォームする際の相場
ここでは、ユニットバスをリフォームする際の相場を紹介します。
浴槽の取り替えをするとき
一般的なユニットバスを取り換える際の相場は、70万〜100万円です。
より手頃なユニットバスもありますが、壁や床の素材、設置費用などを考えると、70万円くらいは用意しておけると安全でしょう。
浴槽のサイズによっても、ユニットバスの相場は変わります。
拡張工事などが必要な時はより費用がかかるため、ユニットバスにオプションをつけずにそのまま取り替える、という場合でも、どのように取り替えたいのかというのを考えておくことが必要です。
オプションをつけるとき
ジャグジーやアクセサリーなどのオプションをユニットバスにつけたい場合やオーダーメイドしたい場合など、ハイグレードのユニットバスにリフォームしたいという場合は100〜150万円程度の費用がかかります。
オプションにもさまざまなものがあるので、優先順位を考えながら、必要なオプションを選ぶようにしましょう。
オプションをつけることによって、その費用だけでなく、拡張工事が必要になったり、搬入に工夫が必要になったりすることがあるため、オプションをつけた後の新たなサイズについても確認をしておきましょう。
まとめ
ユニットバスのサイズは坪単位で4種類に分かれており、マンションと戸建てで少しサイズが異なります。
ユニットバスを選ぶ際は、何人くらいがどのように入浴する予定なのかについて確認し、余裕を持ったサイズを選ぶようにしましょう。
より大きいサイズ、小さいサイズのユニットバスにリフォームをすることもできるので、業者に見積もりや設計の依頼をしてみるとよいでしょう。
ベストリノベーションでは、さまざまな種類のユニットバスを取り扱っています。
気になった方は是非気軽にお問い合わせをお待ちしております。