リフォームで壁を作りたい!注意するポイントやDIYの方法を紹介!

「リフォームで壁を増やしたいけど、どうすれば良いかわからない…」

「DIYで壁のリフォームってできるの?」そんな悩みや疑問を抱えている人はいませんか?様々な内容で行うことができる住宅の内装リフォームですが、中でも壁を増設したり改装したりするリフォームは、実施されることが多いリフォーム内容の1つです。

この記事では、壁のリフォームを行いたいと考えている人のために、DIYで行う方法や具体的なリフォーム事例について紹介していきます。

リフォームで失敗しないためのポイントなども紹介していくので、是非参考にしてみてください。

なぜ壁を増設するのか?

まず初めに、なぜ壁のリフォームを行うのかについて主な理由を紹介していきます。

新しく部屋を作ることができる

壁のリフォームを行う理由として1つ目に紹介するのは、新しく部屋を作ることができるという点です。

壁を増設することで、部屋数を増やすことができます。

例えば、子供が大きくなって自分の部屋を欲しがったり、または子供が生まれて子供部屋が必要になったりと、部屋数を増やしたいと考える人は少なくありません。

壁を増やすことで、大幅な間取り変更を行わなくても部屋数を増やすことができます

冷暖房の効果が上がる

壁のリフォームを行う理由として2つ目に紹介するのは、冷暖房の効果が上がるという点です。

冷暖房は、設置してある部屋が広ければ広い程効きが悪くなります。

リビングとダイニング、キッチンがつながっているタイプの間取りなどでは、部屋が暖まるまでに、あるいは涼しくなるまでに時間がかかるでしょう。

そのような広いスペースは壁を作って仕切ることで、冷暖房の効きを良くすることができます。

部屋自体は広いけど、一部分しか使っていない人などにはおすすめのリフォーム内容です。

部屋の雰囲気を変えることができる

壁のリフォームを行う理由として3つ目に紹介するのは、部屋の雰囲気を変えることができるという点です。

壁を増設すると、一気に部屋の雰囲気を変えることができます。

また、壁を増やすことはしなくても、もともとある壁の模様や色を変えるだけでも十分に雰囲気を変えることは可能です。

壁は部屋にいる時の視界の多くを占めるため、部屋のイメージに大きな影響を与えているからです。

理想のイメージ通りに部屋を作り変えたい人や、部屋の雰囲気を一変させたい人にはおすすめのリフォームと言えるでしょう。

DIYで壁を作ることは可能?

それでは、DIYで壁のリフォームを行うことは可能なのでしょうか。

結論から言うと、DIYでも壁を作るリフォームは行うことができます

ここでは、DIYに慣れていない人でもなるべく簡単に壁を増設できる方法を3つ紹介していきます。

家具を利用する

1つ目に紹介する方法は、家具を利用するという方法です。

本格的なDIYをしたことがない人でも、家具を使えば簡単に壁を増設することができます。

壁そのものの機能にこだわらず、とりあえず部屋を仕切りたい場合などはこの方法で十分に対応することが可能です。

背の高い本棚やクローゼット、ハンガーラックなどを利用すれば収納スペースも増えて一石二鳥と言えるでしょう。

一人暮らしの人や、小さい子供がいる人にもおすすめの方法です。

ブロックを使う

2つ目に紹介する方法は、ブロックを使うという方法です。

DIYで使われるアイテムの中には、自分で組み立てて壁を作ることができるブロックもあります。

軽い素材のものであれば安全面の心配も少なく、組み立ても簡単なものであればDIY初心者でも気軽に作ることができます。

中にはレゴを組み立てる感覚で施工できるブロックもあるので、部屋の中にアクセントのある壁を作りたい人、難しい施工作業に自信がない人にもおすすめです。

取り外し可能な壁を作る

3つ目に紹介する方法は、取り外し可能な壁を作る、という方法です。

しっかりと固定された壁をDIYで作るのは難しくても、取り外し可能な壁であれば難易度を下げて施工できます。

例えば、パーテーションを利用すれば壁の移動が簡単にできるだけでなく、複雑な組み立て作業もいりません

簡易的な壁で十分な人にはおすすめの方法です。

壁を作るリフォーム事例

上記ではDIYで壁を作る方法について紹介しましたが、やはりしっかりとした壁を作るのにはリフォーム業者に頼むのがおすすめです。

ここでは、リフォーム会社に依頼して壁を作ったリフォーム事例として、以下の3つを紹介していきます。

防音性を高める

1つ目に紹介するのは、防音性を高める壁のリフォームを行った事例です。

小さな子供がいる家庭で、子供の遊ぶ声や泣き声が気になる人、楽器の練習やダンスの練習といった大きな音を出しながら趣味を楽しみたい人、リモートワークで生活音を遮断したい人など、防音の壁を作る需要は高まってきています。

壁の防音性を高めるリフォームは、壁の内側に防音材を入れる方法で行うことがほとんどです。

防音材の素材にも様々あり、音を吸収するタイプのものや、音の振動を防ぐタイプのものなど、防音したい目的によって選ぶことができます。

新しく部屋を作る

2つ目に紹介するのは、新しく部屋を作るために壁を増設するリフォームを行った事例です。

マンションなどの賃貸住宅でも一軒家でも、長く住んでいると生活スタイルが変わり、新しく部屋を増設したいと考える人は少なくありません。

子供が生まれたり、兄弟が増えたり、自宅で事務所を開いたり、など、その目的は様々です。

既存の部屋に壁を作り部屋を増やすリフォームは良く行われるリフォーム事例の1つと言えるでしょう。

この場合は、壁を作るだけでなく、新しく空調や電気などの設備、場合によっては窓の設置などを行うこともあります。

引き戸を壁に作り変える

3つ目に紹介するのは、引き戸を壁に作り変えるリフォームを行った事例です。

引き戸を壁にするリフォームは、独立した部屋を作りたい場合や、和室から洋室に変更したい場合のリフォームで良く行われる施工事例です。

引き戸のタイプや大きさ、隣接する部屋の状況によってもかかる費用や期間は変わってくるので、リフォーム会社への相談が必要です。

壁を作るリフォームで注意すべきこと

ここでは、壁を作るリフォームで注意すべきことを紹介していきます。

ドアや窓を付ける必要があるか確認する

1つ目の注意点は、ドアや窓を付ける必要があるか確認することです。

特に、既存の部屋に壁を作って2部屋にする場合に注意が必要な点と言えます。

壁を作るだけで部屋の数自体は簡単に増やすことができますが、実際に部屋として利用する際には窓やドアが必要とされる場合も少なくありません。

その部屋に出入りするドアはもちろん、部屋の用途によっては新しく窓を設置する必要もあるでしょう。

特に、オフィスなどの比較的広い建造物で部屋を増設する場合は消防法などで定められている基準があるので注意が必要です。

防音効果を付ける

2つ目の注意点は、防音効果を付けることです。

壁を作るリフォームを行う目的にもよりますが、ある程度は壁に防音効果を付けた方が良い場合がほとんどです。

普通に壁を作るだけのリフォームでは、隣室の音が筒抜けという場合もあるので、プライベート空間をしっかり分けたい場合は防音材を入れる工事も一緒に行うようにしましょう。

管理者の許可を取る

3つ目の注意点は、管理者の許可を取るということです。

マンションなどの賃貸住宅では、行って良いリフォーム内容に制限がある場合があります。

場合によっては壁を作るリフォームを禁止している賃貸住宅もあるので、マンションの管理人などにしっかりと許可を取るようにしましょう。

トラブルを避けるためにも、無断でリフォームを行うことはおすすめしません。

マンションのリノベーションについては「マンションリノベーションのメリットとデメリットとは?詳しく解説!」も併せてご覧ください。

防火性を考える

4つ目の注意点は、防火性を考えるということです。

窓やドアの設置とも関わってきますが、新しく壁を作る際には防火性を考えてリフォームを行うことが大切です。

窓やドア、空調設備がきちんと設置されていない空間を作ってしまうと、災害時の避難に困る可能性もあります。

安全性をしっかり確保した壁のリフォームを行うようにしましょう。

壁のリノベーションについては「マンションには塗り壁が向いている?メリット・デメリットも解説!」も併せてご覧ください。

壁増設のリフォームを業者に頼むときのポイント

壁を増設するリフォームはDIYでも行えることは先程述べた通りですが、完成度や安全面を考えると業者に頼んだ方が確実です。

ここでは、壁を増設するリフォームを業者に頼む際のポイントについて紹介していきます。

信頼できるリフォーム会社を選ぶ

1つ目のポイントは、信頼できるリフォーム会社を選ぶことです。

リフォームを依頼する業者は、信頼できると思った相手を選ぶことをおすすめします。

壁を増設するリフォームをリフォーム会社に頼む際には、ある程度の費用がかかりますが、会社によっては杜撰な工事を行ったり、要望通りの工事を行ってくれなかったりするところもあるからです。

可能であればいくつかのリフォーム会社に相談をし、その中で自分に合った会社を選ぶと良いでしょう。

予算を立てる

2つ目のポイントは、予算を立てることです。

1つ目のポイントでも述べましたが、壁のリフォームを業者に頼む際にはある程度の費用がかかってきます。

予算によっては、完全に希望通りのリフォームが行えない場合もあるので、希望のリフォームと使える金額をしっかり考えて優先順位を決めておきましょう。

リフォーム会社では工事の見積もりを考えてくれるところも多くあるので、何社かに見積もりを出してもらうのもおすすめです。

打ち合わせをしっかり行う

3つ目のポイントは、打ち合わせをしっかり行うことです。

リフォームを実際に依頼する業者が決まってからも、業者との打ち合わせはしっかり行うようにしましょう。

自分の要望を伝えることはもちろんですが、予算や部屋の構造上、できない施工内容があることもあります。

依頼するリフォーム会社としっかり相談を行って、満足度の高いリフォームを行えるようにすることが大切です。

まとめ

ここまで壁のリフォームについて、具体的なリフォーム事例や注意点、DIYで行う方法などを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

紹介した通り、工夫すればDIYでも壁を作るリフォームを行うことは可能ですが、完成度や満足度を考えればリフォーム業者に依頼する方が安心です。

ベストリノベーションは、壁を作るリフォームはもちろん、その他の内装リフォーム案件も多く扱っているリフォーム会社です。

壁を作るリフォームを考えている人は是非問い合わせてみて下さい。

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