キッチンに自動水栓を取り付けるには?タッチレスのメリット・デメリットも紹介
料理やシンクの掃除をより楽にしたいという人には、自動水栓へのリフォームがおすすめです。
自動水栓を取り入れると、キッチンを清潔に使えるようになります。
今回の記事では、自動水栓をキッチンに取り入れるメリットやデメリット、取り入れる方法や取り入れる時の注意点について紹介します。
キッチンを今よりのびのびと使いたいという人にタッチレス水栓はおすすめです。
この記事を読んでみると、簡単に取り入れられるリフォーム方法が見つかるでしょう。
目次
キッチンを自動水栓した時の魅力
キッチンを自動水栓にした時の魅力を紹介していきます。
衛生的に料理ができる
料理をする際には、手で直接食材を触ったり、こねたりすることもあるでしょう。
その際に、タッチレス水栓でなければ毎回べたべたしたり汚れたりしている手で水栓を触らなければいけません。
一方、タッチレス水栓であれば、かざすだけで水が出てくるので、水栓を汚さずに手を洗うことができます。
自分の手をすぐに洗えるだけではなく、さらに水栓を綺麗に保つこともできるので、より衛生的に料理を楽しめるようになります。
料理をしながら水を止められる
料理する際には、手が汚れていて、水栓を汚してしまうために、水道を毎回閉めるわけにはいかない、ということもあるかもしれません。
しかし、タッチレス水栓を使えば、自分が出したい量の水だけを出せば良いので、水を使いすぎる心配をしなくても安心して料理をすることができるようになります。
食器の洗い物が楽になる
タッチレス水栓では、手をかざすだけで水が出てくるので、簡単に食器などの汚れを洗い流すことができるようになります。
特に、シャワータイプのタッチレス水栓は、蛇口を様々な方向に動かすことによってシンク全体の汚れも流すことができます。
手が空いていない状態でも、タッチレス水栓はすぐに機能するので、自分の使いやすいタイミングで洗い物にとりかかれるようになります。
調理の後にバタバタする人に特におすすめです。
簡単に取り付けられる
キッチンに自動水栓を取り付けるのは大変なのでは?と思っている人もいるのではないでしょうか。
現在のキッチン水栓の交換をお願いすれば、簡単に取り替えることができます。
予算が気になる場合でも、業者にしっかり相談すれば抑えられる場合もあります。
自動水栓の方が壊れやすい上、修理代が高いです。
便利な方が壊れやすいのです。
後付け可能な自動水栓を知りたい方は「自動水栓は後付け可能!電気工事タイプと乾電池タイプ」も併せてご覧ください。
キッチンに自動水栓を取り付ける時のポイント
キッチンに自動水栓を取り付ける時のポイントを紹介していきます。
浄水器ビルトインか確認する
キッチンに取り付ける自動水栓の中で最もオーソドックスなのが、浄水器ビルトイン型のものです。
浄水と原水を1つの水栓から同時に出すことができるため、水道水として使うこともできます。
調理で水道水をよく使う人や、水をよく飲むという人には、浄水器ビルトイン型の自動水栓がおすすめです。
浄水器ビルトイン型の自動水栓は、水の温度や水量などに関しても幅広く調節できる場合があるので、使い方もしっかり確認して置けると良いでしょう。
シャワー機能がついているか確認する
シンク全体に自動水栓から出る水を行き渡らせたいという場合には、シャワー機能がついた自動水栓をとりつけることがおすすめです。
シンクの外の台まで伸ばすことができるものもあるため、洗い物をスムーズにしたい、キッチンをのびのび使って料理をしたい、という人には、ヘッドの部分が伸ばせるものや、好きな水量を出せる水栓を使うことがおすすめです。
使いやすい形か確認する
上で確認した通り、キッチンに取り付けやすい形の自動水栓は、浄水器ビルトイン型のものや、シャワー機能がついているものがあります。
そのほかにも、配管やキッチンの形によっては取り付けられない形の自動水栓や、逆に取り付けやすい形の自動水栓が存在します。
水の出方についても、気泡を含む飛沫吐水型の自動水栓であるか含まないかなど、さまざまな種類があります。
取り付けた時に各々の自動水栓がどのくらい使いやすいのか、どのくらい自分の希望の機能が自動水栓に備わっているのかをあらかじめ確認しておいた上で、リフォームや工事の専門の業者に相談してみるのがよいでしょう。
キッチンの自動水栓の取り付け方
キッチンの自動水栓の取り付け方の紹介をします。
水栓を使用する位置
キッチンに自動水栓を取り付ける場合は、基本的には既存位置に取り付けることが多いです。
他には、シンクの奥側に取り付けることが多いものの、キッチンの構造によってどの部分に設置するか選ぶ必要があります。
シャワー型の自動水栓を設置する場合には、シンク全体の幅の中間に置き、シャワーがシンク全体に行きわたるようにすることが多いです。
調理器具を洗いやすいように、設置場所についてはあらかじめ入念に確認しておく必要があります。
さらに、洗剤などを入れる棚を設置したり、シンクにものを置いたりしたいという人もいるので、自動水栓の場所についてはしっかり確認しておく必要があります。
さらに、自動水栓の高さに関しても、高すぎたり低すぎたりしないように、調整するようにしましょう。
リフォームのときに取り付けやすい水栓
キッチンに限らないですが、リフォームのときに後付けをしやすい自動水栓としては乾電池型のものがあります。
乾電池式なら、1年の電池の寿命で電気工事なしで後付けをすることができます。
さらに、電源ボックスもコンパクトなので、洗面台やその他の場所と比べて水栓設置のための場所が広くないキッチンでも設置しやすいです。
カウンターにすぐに取り付けられるクイックワン施工という方法もあり、リフォームのための時間が十分に取れないという人にもおすすめです。
キッチンに取り付ける水栓は、お湯と水を頻繁に洗い物によって調整する必要があったり、流水量を変えたりする必要があったりするので、後付けでキッチンにタッチレスを設置した場合には、機能についても合わせてしっかり確認しておく必要があります。
洗面台への自動水栓取り付けを考えている方は「洗面台に自動水栓を取り付けるには?タッチレスのメリット・デメリットも紹介」も併せてご覧ください。
まとめ
キッチンを自動水栓にすると、楽に洗い物ができるようになったり、節水できるようになったりと、さまざまなメリットがあります。
自動水栓の機能にも、浄水ビルトイン型やシャワー型、飛沫吐水型など、様々なものがあるので、使いやすい機能を選ぶようにしましょう。
後付け方法には電気工事をするものとしないものがあるので、あらかじめ配管やキッチンの構造を確認しておくのが良いです。
安心してキッチンを自動水栓にしたい人は、住宅リフォーム全般の実績が豊富なベストリノベーションがおすすめです。