トイレのリフォームをするときの値段や相場はどれくらい?
トイレをリフォームしたいと考えるとどれくらいの値段でできるのか相場が気になりますね。
トイレのリフォームといっても、リフォームする内容や使用する素材のグレードにより値段や相場、必要な期間は変動します。
今回はトイレをリフォームするときの価格の相場や工事の期間がどれくらいかかるのか、また、リフォームをする際に値段を抑えるコツを紹介します。
目次
トイレをリフォームするときの値段は何で決まる?
トイレのリフォームの値段を左右する要素には何があるのでしょうか。
リフォームをする場所や使用するトイレの製品グレードにより、値段と工期が変わることが多いです。
以下で、紹介していきます。
建物の種別
まずは、建物の種別です。
戸建てか、マンションタイプかで異なります。
戸建ての場合よりもマンションの方が、値段が高くなる傾向にあります。
理由は、マンションの場合、それぞれの建物毎に排水のタイプが異なる場合もあるためです。
リフォームする範囲
トイレのリフォームする範囲により値段は異なります。
便器の交換のみで良い場合や、内装リフォームをセットにする場合など作業の種類により異なるからです。
基本的には、便器の交換のみや内装のみを別々に行うよりも一緒に行った方がセットでやる分安くなりやすいです。
使用する素材やグレード、製品
使用する素材やグレードによっても異なります。
トイレ本体も、どのグレードの製品にするかにより値段は大幅に変わります。
その他
壁紙の張り替えのみ、温水洗浄便座を新規で設置のみ、コンセントの増設のみの場合など、一部の改修だけになる場合もあるでしょう。
その場合は、その単発のお金が発生するので総額は抑えられます。
おしゃれなトイレにリフォームしたい方は「おしゃれなトイレにリフォーム!素敵な空間にするポイントとは?」をご覧ください。
トイレのリフォーム値段相場
金額は、以下の条件により異なるため、自分のシーンと当てはめて考えて見ると良いでしょう。
建物別
トイレのリフォームの場合、戸建ての場合は10万~40万円、マンションタイプだと20万~40万円となり、大体10万~40万円でリフォームを実施しているケースが多いです。
マンションの方が高額になってしまうことが多いですが、もちろん場合によるため、自分の家の場合の見積もりを取ることが重要です。
リフォームの種類別
トイレで使用する素材やグレード、リフォームする範囲により値段は異なります。
便器の交換と内装リフォームをすべてセットにすると、15万~30万円で工期は1~2日になるケースが多いです。
便器のみの交換だと使用するグレードにより変わりますが、10万~30万円、工期は短く半日~1日で終わることが多いです。
和式から洋式への変更だと値段は上がり、30万~60万円となり工期も少し長くなりやすいので注意が必要です。
3~4日かかります。
しかし、一番値段が高くなるのは、トイレを移動することや、新設するパターンです。
こちらだと30万~100万円となり、工期も3~5日となります。
トイレは水を使う分、排水管の工事を伴うので、移動や新設には大幅な工事が伴うのです。
その他
便器の入れ替えなど大がかりな変更をせず、壁紙の張り替えのみをする場合は、3万~5万円、工期は1~2日程度です。
温水洗浄便座を新規で設置すると、リモコン式であれば10万円程度からとなり、コンセントの増設が必要だと更に1万~3万円の追加費用がかかります。
こちらは1~2時間程度で終了する工事です。
それぞれの会社により値段は異なるのでしっかり確認することをおすすめします。
トイレリノベーションの費用を知りたい方は「トイレリノベーションを知りたい!費用や事例などを紹介します」をご覧ください。
トイレリフォームの費用を格安にするポイント
トイレをリフォームする際は、便器のグレードにより値段が変わります。
できるだけ費用を抑えたいと思う方も多いでしょう。
その方法を紹介します。
製品のグレードを下げる
最近のトイレ製品は、新しいものが登場しており、安いものでも機能やデザインが良いものも多数あります。
タンクレストイレでも20万円以下で手に入るものもあります。
リフォーム専用のトイレを購入する
最近ではリフォーム専用のトイレも販売されています。
値段が格安なものだと温水洗浄便座無しだと7万円以下で購入できる場合もあり、温水洗浄便座がついているタイプでも10万~15万円で購入できる製品もあります。
リフォーム専用のトイレの方が値段を抑えやすいでしょう。
便座のみを取替える
便器すべてをリフォームするのではなく、便座のみをリフォームすることで値段をぐっと抑えることができます。
水回りや汚れに問題が無く、温水洗浄便座を追加したいといった際はこちらの方法が有効です。
簡易設置を使用する
トイレを和式から洋式にリフォームしたいときは、簡易設置のトイレを使用する方法もあります。
2万~3万円で購入可能で、和式トイレの上に重ねて置くだけで洋式トイレのようにトイレを使えます。
補助金や助成金を利用する
トイレをリフォームする際に値段を抑えるためには、政府や自治体の補助金や助成金を使用することがおすすめです。
介護保険には、住宅改修という制度があり、要支援、要介護と認定されている人が利用できるようになっています。
例えば、和式トイレを洋式トイレに交換をした工事は、対象になるケースが多いです。
各自治体の補助金や助成金が対象になる場合もあります。
こちらは各自治体によって条件が異なります。
リフォームを実施する前に事前に問い合わせすることをおすすめします。
減税制度を利用する
トイレのリフォームは減税制度があり、所得税の控除や固定資産税が減額できる制度も整っています。
利用できるものを紹介します。
住宅ローンの控除
- 住宅ローン控除:リフォームを行った際に控除が受けられる仕組みで、最大住宅ローンの減税額は最大400万円
所得税・固定資産税の控除が受けられる
耐震リフォーム、バリアフリーフォーム、省エネリフォーム、同居対応リフォームは、申請が通ると、所得税・固定資産税の控除が受けられます。
- 耐震リフォーム:耐震リフォームの際に受けられる控除です。所得税:最大25万円の減税、固定資産税は1年間2分の1に控除
- バリアフリーリフォーム:自宅をバリアフリーにリフォームした際に、受けられる控除。投資型の控除は20万円、ローン型の控除額は25万円、固定資産税1年間3分の1に控除
- 省エネリフォームは、自宅を省エネにリフォームした際に受けられる控除。投資型だと35万円の控除、ローン型だと25万円の控除、固定資産税は1年間3分の1になります
- 同居対応リフォームは、自宅を同居可能な状態に改修をした際に受けられる控除。控除額は投資型だと25万円、ローン型だと25万円です。
水回りのリフォームを行いたい方は「水回りリフォームの費用が知りたい!相場や費用を考えるポイントなどを紹介します」をご覧ください。
トイレリフォームの値段は見積もりを出して調べることが大事
トイレのリフォームの値段は、見積もりを出してもらって調べることが重要です。
今あるトイレの状況やどのようにリフォームしたいかによって、値段は大きく異なります。
壁紙を貼り替えるのみであっても、素材により数千~数万円の値段の幅があります。
自分の希望するリフォームの種類や、素材・製品の決め方によって大きく金額が異なるので、実際にリフォーム会社と話し合い、決めていくことが重要でしょう。
そのためには、見積もりを出すというステップが非常に重要なのです。
まとめ
トイレのリフォームは、便器の素材やグレードにより価格は大幅に変動しますが、補助金や助成金、減税制度を上手に使って、リフォームの値段を抑えることもできます。
そのためには、まず補助金などの申請は、工事を開始する前に行うなどの行動が必要です。
ただ、リフォームの会社によっては、補助金や助成金が適用されない可能性もあるので、適用されるか事前に確認することをおすすめします。
補助金などの公的補助金は、予算が限られており、予算額に達すると終了してしまうことがあります。
早めに動くことも重要です。
制度を上手に使うことで値段を抑えることができます。
トイレのリフォームを検討している際は、トイレのリフォームの実績があり、キッチンや浴室など水回りのリフォームに強い会社に依頼するのがおすすめです。
予算に応じた最適なトイレのリフォームをお望みの方は、住宅リノベーションの実績豊富なベストリノベーションにお任せください。
トイレのリフォームの実績が豊富なだけではなく、予算内の希望に合わせたご提案が可能です。