リノベーションの費用の相場は?コストを抑えて行う方法を解説!
リノベーションとは、設備や間取りの変更をすることでより良い住まいに作り変えることを言います。
古くなったり、壊れたりした部分を修復するだけのリフォームとは異なり、住居に新たな価値を生み出す点が特徴です。
一方で、リノベーションを行う際にはある程度の費用がかかるのも事実でしょう。
この記事では、リノベーションを行うメリットやデメリット、リノベーションを行う際にかかる費用などを紹介します。
目次
リノベーションを行うメリット
まず初めに、リノベーションにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは代表的な4つのメリットについて紹介します。
自分の好みの空間を作ることができる
1つ目に紹介するメリットは、自分好みの空間を作ることができる、ということです。
リノベーションでは、間取りや設備、素材の変更を自分の生活や好みに合わせて行うことができます。
間取りの変更を伴うフルリノベーションでは住まいをゼロから作り変えることができるので、全く新しい空間にすることも可能です。
例えば、2人暮らしの生活にあうように3LDKから2LDKに変更したり、部屋を明るく見せるために壁やフローリングの色、素材を交換したりすることができます。
資産価値を保つことができる
2つ目に紹介するメリットは、資産価値を保つことができる、ということです。
建造物の資産価値というのは、築年数を重ねるに従って自然と減少していきます。
しかし、中古の物件であっても、リノベーションを行うことで新たな価値を加えることができるため、資産価値を保つことが可能です。
いずれその物件を売りに出そうと思ったときに、リノベーションを行っておくと通常の物件よりも高く売れることがあります。
様々な物件を選ぶことができる
3つ目のメリットとは、様々な物件を選ぶことができる、ということです。
新築の物件を選ぼうとするとどうしても予算が高騰してしまったり、完全に自分好みのものが見つからなかったり、などということが生じます。
しかし、あらかじめリノベーションを行うことを前提として考えれば、中古の物件や気になる箇所がある物件も視野に入れて選ぶことができるでしょう。
マンションのリノベーションで1LDKにしたい方は「マンションのリノベーションで1LDKにするには?成功ポイントを解説!」をご覧ください。
リノベーションを行うデメリット
リノベーションには様々なメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。
ここでは、以下の4つのデメリットについて紹介します。
費用がかかる
1つ目のデメリットは、費用がかかるということです。
間取りの変更などを行うフルリノベーションでは建物を一度骨組みだけにしてから工事を始めるため、工事費用がかなりかかってしまいます。
そのようなフルリノベーションでなくても、水回りの設備交換や、壁や床一面の素材変更にもある程度の費用はかかるでしょう。
リノベーションをする範囲や部屋の広さにもよりますが、予算はしっかりと決めてから取り組む必要があります。
住み始めるまでに時間がかかる
2つ目のデメリットは、住み始めるまでに時間がかかる、ということです。
リノベーションを考え始めてからそれが完了するまでには時間がかかるので、物件を購入してもすぐに住み始められるわけではありません。
設備の交換や住居の一部分だけのリノベーションであれば数週間で終わることもありますが、一軒家マンションの1室をまるごとフルリノベーションする場合は、全て完了して住み始めることができるまでに数か月かかることもあります。
その間の住まいを確保しなければならない点には、注意が必要です。
安全性に不安が残る場合がある
3つ目のデメリットは、安全性に不安が残る場合がある、ということです。
中古の物件をリノベーションする場合、その物件の資産価値は保つことができますが、その建造物自体が全て新しくなるわけではありません。
フルリノベーションの場合でも建造物の骨組みはそのまま残るからです。
そのため、築年数が経っている物件などは耐震性や耐久性に劣る可能性があります。
戸建ての物件であれば耐震工事をリノベーションで行うことも可能ですが、中古のマンションなどをリノベーションする際は、それらの安全性を確かめてから行うと良いでしょう。
マンションリノベーションを考えている方は「マンションリノベーションのメリットとデメリットとは?詳しく解説!」をご覧ください。
リノベーションにかかる費用
ここでは、リノベーションにかかる費用について、建造物のタイプ別に場合分けして紹介していきます。
一戸建てで行う場合
一戸建てでリノベーションを行う場合、どの範囲でリノベーションを行うかによってかかる費用は大きく異なってきます。
キッチンやトイレなどの設備交換のみであれば10万~200万円で行えるでしょう。
一方、一戸建てのうちの1部屋をまるごとリノベーションする場合や、一戸建てをまるごとフルリノベーションする場合は、250万~1500万円の予算が必要です。
一般的に、一戸建てでリノベーションを行う人は、1000万円程度の費用をかけている人が多いと言えます。
古民家で行う場合
古民家のリノベーションは、他の一軒家やマンションのリノベーションと比べて費用がかかることが多いと言えます。
古民家であるが故に耐震工事をする必要があったり、設備も一新する必要があったりするからです。
リノベーションする前の家の状態がそこまで悪くない場合、部分的に設備を交換するのみで良いときは500万円程度で行うことが可能ですが、フルリノベーション行う場合や、耐震工事も同時に行う場合は1500万円程度の費用をかける必要があります。
中古住宅で行う場合
中古住宅で行う場合は、それがマンションなのか一戸建てなのか、また、その物件の元の状態や築年数によってかかる費用は異なります。
築年数がかなり経っている一戸建ての場合は、古民家のリノベーションと同様、1000万~1500万円の費用がかかることが多いでしょう。
一方、中古であっても築年数がそこまで経っておらず、元の状態が良いマンションなどであれば100万円程度でリノベーションを行うことも可能です。
マンションで行う場合
マンションでリノベーションを行う場合は、部屋の広さによって費用は変わってきます。
コンパクトな部屋のサイズの設備交換のみであれば数十万円で行うことが可能です。
間取り変更も伴うフルリノベーションの場合、1㎡辺り10万~15万円の費用がかかるのが一般的です。
従って、40平米の1LDKであれば500万円程度、70平米を超える3LDKなどの部屋であれば1000万円を超えることもあるでしょう。
マンションのリノベーションの費用が知りたい方は「マンションのリノベーションにかかる費用とは?間取り別予算を紹介!」をご覧ください。
リノベーション費用を抑える方法
リノベーションにかかる具体的な費用について見てきましたが、なるべく安くリノベーションを行いたいと考える人は多いのではないでしょうか。
ここでは、リノベーションの費用を抑える方法を紹介します。
できる範囲は自力で行う
1つ目に紹介する方法は、できる範囲は自分で行う、ということです。
リノベーションというと大掛かりな工事を想像する人が多いですが、必ずしも全ての変更に工事が必要なわけではありません。
中には自分でDIYとして行うことで十分な場合もあります。
例えば、壁紙の交換や照明などの家具の交換は自力でも行うことが可能です。
できる範囲は自分で行って業者に頼むことを減らすことで、予算を抑えることができます。
補助金を利用する
2つ目に紹介する方法は、補助金を利用する、ということです。
リノベーションの種類によっては国や自治体の補助金を利用できることがあります。
例えば、環境に優しい住まいに作り変える場合や古民家をリノベーションする場合、耐震工事を行う場合などです。
また、それらのリノベーションによって固定資産税などの減税制度が適用されることもあります。
補助金の受取や、減税措置を受けるためには様々な条件があるので、リノベーションを行う前に参考にすることをおすすめします。
自分に合ったリノベーション会社を選ぶ
3つ目の方法は、自分に合ったリノベーション会社を選ぶ、ということです。
リノベーション会社によってかかる費用は異なるので、なるべく安くリノベーションを行いたいのであればいくつかのリノベーション会社に見積を出してもらうことをおすすめします。
一方、安いだけでリノベーション会社を選ぶと、工事の質や安全面で問題が生じる場合もあるので、信頼できる会社を見極めて選ぶことが大切です。
費用を抑えるためのリノベーション会社の選び方
それでは、費用を抑えるためのリノベーション会社はどのように選べば良いのでしょうか。
ここでは、リノベーション会社の選び方を紹介します。
予算の相談ができるか
1つ目のポイントは、予算の相談ができる会社を選ぶ、ということです。
一方的に見積を出されるだけだと、自分の予算内でできることに大きく制限がかかってしまいます。
自分が決めた予算と要望を聞いて、相談しながら最終的にかかる費用を出してくれる会社を選ぶようにしましょう。
しっかりとした打ち合わせができるか
2つ目のポイントは、しっかりとした打ち合わせができるか、ということです。
予算の相談も含め、疑問点が解消するまでしっかりと打ち合わせができる会社を選ぶようにしましょう。
まとめ
ここまで、リノベーションにかかる費用について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
ベストリノベーションでは、リノベーションにかかる費用の見積もりはもちろん、予算の相談や打ち合わせをしっかりと行ってから実際のリノベーションを行います。
費用を抑えてリノベーションを行いたい人は、是非ベストリノベーションへの問い合わせを検討してみてください。