トイレを出た後、水栓を開け閉めするのが手間だという方におすすめなのが自動水栓へのリフォームです。

自動水栓には様々なメリットや特徴があり、トイレに設置するのにも適しています。

ここでは工事の仕方や自動水栓のメリット・デメリット 、トイレに設置する場合の相場などについて紹介します。

少しでも自動水栓が気になる方は是非この記事を最後まで チェックをしてみると良いでしょう。

自動水栓をトイレに設置するメリット・デメリット

ここでは、自動水栓をトイレに設置するメリット・デメリットを紹介します。

自動水栓をトイレに設置するメリット

清潔な空間を保てる

自動水栓をトイレに設置すると、トイレに行った後に水栓に触れる必要がないため、衛生面を保ちつつ手を洗うことができます。

キッチンや洗面所などでもそうですが、トイレの後は特に衛生面に気をつける必要があり、汚れを気にしている方も多いと思いますので特に自動水栓へのリフォームはおすすめです。

自動水栓によって手洗いに集中することができるようになります。

使いやすい

自動水栓は手を当てるだけで水やお湯が出てくるので非常に使いやすいです。

トイレから出た後はだれでも手をしっかり洗って衛生管理をする必要があるので使いやすいような構造にすることは不可欠です。

自動水栓であればお子様やお年寄りの方などでもすぐに使えて手を洗うことが億劫だと感じないので積極的に導入をしてみると良いでしょう。

自動水栓をトイレに設置するデメリット

停電時には使えない

自動水栓は電池によって動くものもありますが実際には電源と接続をされているものが多いので、停電時には使うことはできません。

停電時にはどのような水栓を代わりに使うのかどのように対応するのかに関してはあらかじめ確認をしておくことが必要です。

トイレに設置する人は多くないかもしれませんが、電池によって動く自動水栓や後付の自動水栓の中には停電時にも動く可能性のあるものがあるのでそれに関してもしっかりとチェックをしておきましょう。

高価である

自動水栓を設置するとなると、自動でない一般の水栓よりも費用がかかります。

後付で設置する場合にもリフォームが必要となるので、ある程度の費用はどうしてもかかってしまいます。

他のリフォームと同時に行う、予算をしっかり確認するなどの工夫をした上でリフォームに臨むとより良いでしょう。

トイレのリフォームについては「トイレをまるごとリフォームするには？かかる費用の相場を紹介！」をご覧ください。

自動水栓をトイレに設置する方法

ここでは、自動水栓をトイレに設置する方法を紹介します。

既存の水栓を取り外す

自動水栓をトイレに後付けする場合には、まず今ある水栓を取り外す必要があります。

既存の水栓を取り外してから新しい水栓を設置します。

かぶせるだけ・またはセンサーを後付するだけで良いタイプの水栓もありますが、その場合、既存の水栓に棒がついているなど形が特徴的な場合は別途工事が必要になる場合もあります。

水栓自体の形や配管について事前によく確認をしておくようにしましょう。

新しい水栓を設置する

既存の水栓を取り外した後は新しい水栓を設置します。

その際に配管やトイレの構造をよく確認しておくことが必要です。

自動水栓を設置する工事自体はそこまで難しくないので水栓を取り付ける位置や高さ、電源の位置などを確認してスムーズに工事が行えるようにすると良いでしょう。

また、電源が必要なタイプの自動水栓は、電源の位置をしっかりと確認しておくと良いでしょう。

場合によっては電気工事や配管工事などが必要になる場合があります。

必要な場合は電気工事をする

電源がもともと設置されていない場合や、設置されていたとしても 洗面台から遠くて工事ができないといった場合には電気工事が必要になることがあります。

電気工事をしなければいけない場合には、より予算や手間がかかる場合もあるので予め電源の位置を確認しておきましょう。

電気工事ができない場合には、乾電池式の自動水栓などを取り入れることによって対応することができます。

自動水栓をトイレに設置する際に気をつけること

ここでは、自動水栓をトイレに設置する際に気をつけることを紹介します。

電源コンセントがあるか確認する

自動水栓の多くは、電源によって動くものであるので、電源コンセントとつなぐ必要があります。

電源コンセントがない場合には、電源式の自動水栓の設置が出来なかったり、別途で電気工事などが必要になったりすることがあります。

特にトイレは個室になっており、電源の位置を確認することに時間がかかってしまうかもしれません。

あらかじめしっかり調査をするようにしておくと良いでしょう。

高さが十分か確認する

自動水栓を設置する場合、自動水栓を設置する位置や高さについてしっかり確認をしておく必要があります。

高さが高すぎると子供にとっては使いにくかったりしますし、逆に低すぎても大人にとって使いにくい自動水栓になってしまいます。

また、先端にセンサーを設置したいという場合にも蛇口の高さは事前に確認をしておく必要があります。

センサーを取り付けても邪魔にならないか、センサーを使う人全員にとって便利な高さにあるかを設置後にしっかりと確認しておくようにしましょう。

せっかくリフォームをするので、使いにくくては勿体ありません。

水栓の方式を調べる

自動水栓には様々な方式のものがあります。

電池式か電源式かということ以外にも、お湯と水がどちらも出る混合水栓か、単水栓かという違いもあります。

さらには蛇口の大きさや高さ、それ以外にもどのような方向に水栓が動くのかなども大きな違いです。

水の出方なども様々なので、一概に自動水栓と言ってもその機能や使い方は人によって好みが分かれる部分です。

あらかじめどのような水栓を取り扱っているのかについて問い合わせるなどして確認しておくことによって自分の好みの自動水栓を手に入れられるようにしましょう。

自動水栓については「洗面台に自動水栓を取り付けるには？タッチレスのメリット・デメリットも紹介」も併せてご覧ください。

自動水栓をトイレに設置する際の相場

ここでは、自動水栓をトイレに設置する際の相場を紹介します。

後付けで設置する場合

自動水栓をトイレに後付する場合の費用はそこまで高くなく、3万〜10万円で後付けをすることができます。

それに加えて、配管工事や電気工事などをしなければいけなかったり元々の水栓が特徴的な形をしていて、撤去費用が必要になったりする場合はより費用がかかることもあります。

混合水栓であったりハイグレードのオプションがついていたりという場合も自動水栓自体の価格がより高価になることがあります。

自動水栓に加えてトイレの他の部分をリフォームしたり、洗面台の高さを変えたりする場合もあります。

その場合自動水栓と合わせてリフォームをすることによってお得にリフォームをすることができる場合があるので、気になる方はぜひトイレ自体のリフォームを検討してみても良いでしょう。

ベストリノベーションでも自動水栓はもちろんそれ以外のトイレの便座や内装などのリフォームもより多く扱っております。

まとめ

トイレに自動水栓を設置することによって清潔に手洗いをすることができ、さらに、家族が誰でも使いやすいので色々なメリットがあります。

自動水栓を設置する際は自動水栓の機能や高さ、電源が必要かどうかについて注目をしてみると良いでしょう。

ベストリノベーションでは様々な種類の自動水栓やトイレ・洗面台のリフォームについても様々な案件を取り扱っております。

自動水栓を設置するのに最適なトイレのリフォームもぜひ考えてみてはいかがでしょうか。